「買ってよかった!」
購入から半年が過ぎても、使うたびに便利さに唸るバーミキュラのライスポットですが、具体的にはどんなところに満足しているのか。
スイッチひとつでお任せ
好きな火加減(極弱火・弱火・中火)を選んでタイマーをセットすれば放っておけます。
ライスポットといえば、無水カレーや鶏むね肉もしっとり等々……その美味しさに注目されることが多いですが、これが一番ポイント高いです。
お任せの間、他のことができます。子供をお風呂に入れることもできます。
特に小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、「目を離せる」ことは本当に大きな利点!
我が家はもう小学生ではありますが、それでも、「ライスポットをセットしてお風呂を済ませたら出来上がっている」のは本当に助かります。
ストウブを初めて使ったとき、「なんでも美味しくなる魔法の鍋だ!!」と感動して愛用していますが、火にかけたら当然その場は離れられない。(ガス火なので)
最近はIHのご家庭も増えていますが、ガスコンロをお使いの方には心からオススメします。
低温調理でお肉がしっとり
購入の大きな動機付けとなった「低温調理」。
ライスポットのヒーターは30℃から95℃まで1℃刻みの温度設定ができるので、火入れの加減が難しいロースト料理などもも手軽にできちゃいます。
鶏むね肉もしーっとり仕上がり、食べた人は皆絶賛です!
ご飯がおいしい
[blogcard url=”https://www.vermicular.jp/products/ricepot/concept/”]
「目指したのは、世界一、おいしいご飯が炊ける炊飯器」ということですから、美味しくなかったらどうなんだってことですが、確かに美味しいです。
保温機能はありませんが、もともと土鍋炊飯をしていたので、多めに炊いて冷凍はいつものことであり、特に不便を感じません。
毎日大活躍のライスポットですが、不満な点がないわけではありません。
使ってみて、「ここはもうちょっと…」と思う点を紹介します。
ライスポット、ここが不満
<不満その1>コードが短い
炊飯器のスペースに設置することを意識して作られているのか、コードはあまり長くありません。
我が家のキッチンでは、「ここに置いてこの電源で……」と思っていたら足りませんでした。
かといって延長コードも使いたくないので、使うたびに場所を変えたりレンジのコンセントを抜いたり、ちょいちょい面倒ではあります。
<不満その2>炊き込みご飯が面倒
ライスポットでは、白米で1合~5合、0.5合刻みでご飯を炊くことができます。
例)白米を3合炊く場合
①お米を3合準備する
②付属の計量カップで3合分の水を計って入れる
③炊飯量を3合に設定し、スタートボタンを押す
炊き込みご飯にする場合、具材約330gにつき、炊飯量を1合多くセットする必要があります。
↓レシピ本
水分量はお米の量に合わせる。多くするのは③で設定する「炊飯量」
例)お米3合で炊き込みご飯を作る場合
①お米を3合準備する
②付属の計量カップで3合分の水分を入れる(醤油・お酒などを含める)
③具材が約330gのとき、炊飯量を4合に設定し、スタートボタンを押す
考えてみれば当たり前なんですが、水まで増やしてしまい、やわらか~い炊き込みご飯になってしまったことがあります。
それと、具材を330gにするというのが地味に面倒くさいです。
多少適当でも問題ないか、今度試してみたいと思います。
<不満その3>焦げが落ちにくい?
ライスポットには「おこげモード」があり、石焼ビビンパ風のご飯も簡単につくることができるのですが、このおこげモードにしたとき、鍋にある程度の焦げ付きができるのはいいんですが(おこげだし)、水につけておいても、一回でスッキリ洗えないんですよね。
(取扱説明書の焦げの取り方)
強くこすっていけないのはストウブも同じで、バーミキュラも同じように重曹での掃除を推奨しているのですが、ストウブに比べても落ちにくいような…
次のご飯を炊く時にも薄っすら残っている感じがして、ちょっと気になります。
などなど、いくつかの不満はありますが、それでも断然「買ってよかった!!」と思えるライスポットです。
使用感など参考になれば嬉しいです。
ちなみに、一番の不満は……
鍋がもう1つ欲しくなる!!!
です。
※こちらに記載した事項は、すべて個人的な感想です。