栗の季節になりましたね。
この時期になると、収穫を心待ちにする栗があります。
その立派な栗が今年も届いたので、その日のうちにせっせと渋皮煮にしました。
今年も、NHK『きょうの料理』大好きな大原千鶴さんのレシピで作りました。
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大まかなレシピは、以下の通り。
- 栗を熱湯につける
- 鬼皮をむく
- 重曹を入れた水で茹で、アク抜きする
- アク抜きを繰り返す(3回)
- 砂糖と煮る
材料(作りやすい分量)
- ・くり1kg
- ・砂糖1kg
- ・重曹小さじ3
- ・ブランデー大さじ1
- *あれば。
熱湯にひたす
1.ボウルに熱湯を入れ、栗を浸す。粗熱が取れるまで、約20分間おく。
湯気でくもっててすみません。ちなみに、20分だとまだ熱かったです・・・取り出す前に温度を確認してくださいね。
皮をむく
2.水から取り出し、鬼皮をむく。縁の底(ザラザラとした部分)のほうの鬼皮を少し削り取る。
あまり大きく削ると、渋皮まで向けてしまい煮崩れの原因になります。
まんまと煮崩れました・・・(涙)
3.削り取った部分を手がかりにして、渋皮に傷がつかないように注意しながら、鬼皮をむいていく。
4.ボウルに水を入れ、3を浸して軽く汚れを取る。
アクを抜く
5.くりの水けを軽くきって鍋に入れ、ヒタヒタの水と重曹小さじ1を加えて強火にかける。沸騰したら中火にしてアクを取り、約10分間ゆでる。
アク、すごいです!
6.鍋ごと流し台に移し、鍋に流水を加えながら、水をかえる。くりに流水が直接当たると渋皮が傷ついてしまうので、流水をへらなどに当てながら水をかえる。
7.渋皮に残っている大きな筋を竹串を使って取る。細かな筋は手でやさしくこすって取り除く。
ぽろっと取れます。
8.水と重曹を新しくして、5、6をさらに2回繰り返す。7の作業は一度だけでよい。最後に重曹を抜くために、水だけで5分間煮て6と同様に水をかえる。
2回めのアク抜き。アクが少し白っぽくなってきました。
3回目のアク抜き。だいぶ少なくなってきましたね。
煮る
9.鍋からくりをやさしく手ですくい、別の鍋(内径23cmが目安)に並べ入れる。
10.鍋にヒタヒタの水と砂糖の半量を入れる。
『きょうの料理』では栗と砂糖が同量なので、今回は550gの砂糖を用意しました。
11.紙タオル(不織布タイプ)で落としぶたをして火にかけ、煮立ったら弱火にして5分間コトコトと煮る。紙タオルを一度外して、残りの砂糖を加えて軽く混ぜ、再び紙タオルで落としぶたをして、さらに10分間コトコトと煮る。
12.火を止め、あればブランデーを加えて混ぜる。そのまま冷まし、煮汁と一緒に保存する。一晩おくとさらにおいしくなる。
私は、栗を容器に入れたあと煮汁だけ少し煮詰めて、甘さを濃くしてから保存しています。
このままでももちろん美味しいですが、無糖ホイップクリームと一緒にカステラやシフォンケーキに添えても!
「食べればモンブラン」(平野レミ風)です。